吉村昭の歴史小説の舞台を歩く

小説家 吉村昭さんの読書ファンの一人です。吉村昭さんの歴史記録文学の世界をご紹介します。   

2021-02-22から1日間の記事一覧

島抜け-「梅の刺青」の舞台を歩く

吉村昭の歴史小説「島抜け」(新潮文庫)には、「島抜け」、「欠けた椀」、「梅の刺青」の三篇が収録されています。 今回は、その中の「梅の刺青」を取り上げ、その舞台を歩きます。 「梅の刺青」は、明治2年に日本最初の献体をした元遊女をはじめ初期解剖の歴…